代表・出蔵善之助

昭和26年6月26日前会長出藏林氏の長男として京都市に生まれる。同志社大学法学部卒業後、東京の大磯産業(株)に2年間勤務、52年株式会社出蔵に入社、平成5年8月社長に就任。着る人と似合う着物をタイプ別に明確化した【三の三乗の原則】【5cm背が高く見え、5kg痩せて見え、5歳若く見えるきもの】などユニークなポリシーに基づいたきものづくりを実践。また、自らを"きものイメージプロデューサー&ナレーター”とし、全国各地で行われる展示会を取り仕切る。軽妙でありながら含蓄に富む話術に多くのファンを持つ。

コンセプト

江戸時代の先端ファッションブック「友禅雛形」を元に吉祥文様や長寿・富貴などの意味を持つ柄と季節柄をキーワードに18色の厳選された「善之助カラー見本」を作成。それを元に色を決め、留袖・色留袖・振袖・訪問着から小紋までを型友禅・手描き友禅・ろうけつ染のそれぞれ違った技法を用いた商品を手掛けています。キャッチフレーズである【5cm背が高く見え、5kg痩せて見え、5歳若く見える着物】をこだわりの特徴とし、デザイン力と品質を高め、染色きものを研究し、世の中で使いやすいきもの創りを心がけております。

商品のテーマ

江戸時代から広がった模様染めで有名な京友禅をテーマに、手描き友禅と型友禅を使って染めており、明るい色合いから深い色合いでまとめ、優しくあっさりとした穏やかな配色で構成しています。また、生地へのこだわりとして、高級白生地で有名な浜ちりめんと丹後ちりめん、その他質の良さにこだわって最高素材を使用しています。